MF文庫J「ようこそ実力至上主義の教室へ」シリーズ考察vol.3
アニメ最終回の「龍園が想定した獲得Sポイント」と「AクラスとCクラスの契約書内容」についてまとめさせていただきます。
ようこそ実力至上主義の教室へって？
著者：衣笠彰梧
イラスト：トモセシュンサク
最新設備があり、希望する就職、進学先にほぼ100%応える全国屈指の名門校・高度育成高等学校を舞台に繰り広げられる学園系ライトノベル。
毎月生徒に支給されるポイント（現金の代わり）はクラス単位で決まっており、様々な試験の結果に応じて変動します。結果を残せない者たちは自然と淘汰されていく、実力至上主義な学園での物語です。
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龍園が想定していた獲得Sポイント（クラス別）
※赤字は想定外の要素と実際のspt
※青字は原作より計算
・Aクラス＝合計170spt（実際の合計：120spt）
当初のSポイント：300spt
坂柳の不参加：-30spt
スポット誤使用：-50spt
リーダーを当てられる：-50spt
Dクラスリーダーを外す：-50spt
ボーナスポイント：無効
・Bクラス＝合計150spt（実際の合計：140spt）
当初のSポイント：300spt
生活での消費：-100spt（実際は-110spt）
リーダーを当てられる：-50spt
ボーナスポイント：無効
・Cクラス＝合計176spt（実際の合計：0spt）
当初のSポイント：300spt
物資の譲渡：-200spt
生活での消費：-100spt
リーダーを当てられる：-50spt
Dクラスリーダーを外す：-50spt
ボーナスポイント：スポット占有（+26spt）、リーダー当て（+150spt）→リーダーを当てられたため、実際はボーナスポイント無効
・Dクラス＝合計225spt
当初のSポイント：300spt
生活での消費＋リタイア消費＋スポット占有：-175spt
リーダー当て（+100spt）
Aクラス（葛城）がCクラス（龍園）と契約し、プライベートポイントで200sptを購入。しかし龍園と坂柳が裏で手を組み葛城を妨害（Dクラスの綾小路の暗躍でも追加被害）し、結果葛城を失脚させたという展開。
坂柳は葛城を失脚させるため、坂柳派を通じて374spt分の攻撃を仕掛けています。
※CクラスへAクラスリーダーをリーク（-50spt）、ボーナス無効（約-274spt）、スポット誤使用（-50spt）
AクラスとCクラスで結ばれた契約内容について
一部抜粋
(1)CクラスはAクラスに対し、200spt相当分の物資を購入して譲渡する。購入する物品はAクラスが自由に指定できる。
(2)Cクラスは、BクラスとDクラスのリーダーが誰であるかを探り、得た情報を全てAクラスに伝える。
特別合宿における契約条項
第1条（契約の趣旨）
Cクラス（以下、「甲」という）は、Aクラス（以下、「乙」という）に対し、甲のSポイントの使用を承諾し、情報提供を行う。
第2条（Sポイントの引き渡し）
(1)甲は乙に対して、Sポイントで購入できる物資を引き渡すものとする。
(2)乙は甲から引き渡された物資について、不備がないかの確認を速やかに行う。
(3)甲が提供する物資は200Sポイント相当までとする。
第3条（本契約期間終了後）
(1)本契約に同意した乙所属の生徒全員は、毎月20,000プライベートポイントを月末までに龍園翔に譲渡する。
(2)本契約は、龍園翔の在学期間中は継続するものとする。
第4条（物資の使用・保管・維持管理）
(1)乙は物資を本来の用途に従って使用、保管するものとする。
(2)甲は前項に反する使用においての不具合、故障に関しては保証しないものとする。
第5条（禁止行為）
乙は本契約に関して甲の事前承諾なく、以下に定める行為をしてはならない。
①第三者に今回の契約内容を特別合宿の間に故意に伝える事。
②物資を設置場所から目立つ方法で移動すること。
こんな契約が結ばれていたなんて…。毎月Aクラスの生徒は龍園へ支払い続けるわけですから、葛城のことを恨むようになりますよね。
以上、長文をお読みいただきましてありがとうございます。
