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《内容ネタバレ》「ようこそ実力至上主義の教室へ」2巻をレビュー!!

MF文庫Jの大人気シリーズ「ようこそ実力至上主義の教室へ」!

今回は原作2巻のあらすじ詳細と考察を記事にしたいと思います。

※原作2巻のネタバレを含みますのでご注意ください。

ようこそ実力至上主義の教室へ 2 (MF文庫J)

2巻内容ダイジェスト

6月初日、中間テストで高得点を取ったDクラスは、クラスポイントを87clまで回復させることに成功します。しかし、何故か月初にも関わらず、プライベートポイントが振り込まれません。原因は須藤の暴力事件。Cクラスの複数の生徒を殴った嫌疑がかけられており、ポイントの支給が見送りになっているのでした。

綾小路たちは、Cクラスのバスケ部員から特別棟へ呼び出され、バスケ部を辞めるように脅されたこと。それを断ったら殴りかかってきたので、逆に殴ってしまったこを須藤から聞きます。結果、Cクラスが学校側へ訴え、今回の嫌疑がかけられることになったそう。

目撃者を探して須藤の無実を証明するため、櫛田を中心に聞き込みを開始するDクラスの面々。堀北は協力を断るも、綾小路は成り行きで聞き込みに同行することに。その中でBクラスの一之瀬と知り合い、BクラスとDクラスは協力体制を築きます

各クラスに情報収集するも、成果は芳しくない状況。そんな中、堀北から須藤の事件に目撃者がいて、それがDクラスの佐倉だという情報がもたらされます。櫛田を中心に佐倉へ確認するも、逃げられてしまい、その際に彼女のデジカメを壊してしまいます

佐倉のデジカメを修理するために、ショッピングモールの電気屋に向かう佐倉、綾小路、櫛田の三人。電気屋の店員に不信感を覚えた綾小路は、修理完了の連絡先を自分に設定。佐倉から感謝され、少し懐かれます。また、櫛田は佐倉がグラビアアイドルの”雫”であることに気付きます。

須藤の事件に関してBクラスは掲示板にチラシを掲載。有力な情報にはポイントを進呈するという条件付きのため、既にいくつか情報が集まってきている様子。一之瀬にポイント送信のやり方を聞かれた綾小路は、一之瀬が考えられないほど大量のprポイント保有していることを知ってしまいます。

生徒会室にて須藤の事件に関する審議が開始。須藤に一方的に暴行されたというCクラスの主張に対し、佐倉が現場の写真を提供して反論、更に堀北は須藤の”完全無罪”を主張します。結果、翌日に再審議となり、一旦解散となります。

須藤の完全無罪を実現する為、綾小路と堀北は、一之瀬に協力してもらい”ダミーの”監視カメラを使った計画を遂行します。綾小路は、Cクラスの須藤を訴えたメンバーを特別棟に呼び出し、”監視カメラ”が付いていることを指摘。彼らに訴訟の取り消しを迫ります。一之瀬にも協力してもらうことで説得力を上げ、訴訟の取り消しに成功。須藤の完全無罪が証明されました。

Cクラスの訴訟取り下げ直後、佐倉からSOSの電話が掛かってきます。現場に急行した綾小路と一之瀬は、佐倉にストーカーしていた男を”現場を撮影した写真”で脅し、撃退します。

今回も無事に事件を乗り切ったDクラス。Cクラスの黒幕”龍園”や巨額のポイントをため込んでいる一之瀬、まだ見ぬAクラスの強敵など、綾小路は手ごわそうな競争相手たちに一瞬熱くなりかけるも、引き続き平凡に過ごすことを選択。影から堀北を応援する程度に留めることにします。

人気キャラクターの一之瀬が登場

本作トップレベルの人気を誇る一之瀬が初登場。”高額ポイント”保有しており、その謎は6巻時点でもまだ解明されていません。

ポイントの謎に関する考察は以下の記事で書かせていただいていますので、もしよければご覧になってください。

tino-review.hatenablog.com

TIPS

《Sポイント》

高度育成高等学校で採用されているポイントシステム。ポイントには「cl」”クラスポイント”「pr」”プライベートポイント”の二種類が存在。「cl」はクラスで所持しているポイントで、「pr」は個人で保有しているポイントを指します。毎月1日に「cl」×100の「pr」が振り込まれるという仕組み。

《クラス変更》

2,000万prポイントを支払うことで、個人のクラスを変更することが可能。

 

以上、2巻についてネタバレレビューさせていただきました。

今回も長文をお読みいただきましてありがとうございます。

3巻ネタバレレビュー

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1巻ネタバレレビュー

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