ソク読みライトノベル

ライトノベルレビューの専門サイト

〈あらすじレビュー〉ガガガ文庫「年下寮母に甘えていいですよ?」!!

ガガガ文庫の新作「年下寮母に甘えていいですよ?」!

あらすじ等について、レビューさせていただきます。

年下寮母に甘えていいですよ?って?

年下寮母に甘えていいですよ? (ガガガ文庫)

著者:今慈ムジナ

イラスト:はねこと

これからは私があなたのおかーさんです♪

僕は四ノ宮優斗。高校生だてらに自立した立派な大人だ。ある日出会ったのは、中学生にしか見えない自称寮母の九段下あるて。あれよあれよと、彼女の学生寮に住むことになったのだが――。

「これからは私があなたのおかーさんです♪」

なぜか『おかーさん』呼びを強要してくる。しかもそれだけじゃない。「おかーさんの胸で甘えてくださいね?」……だから、自立した大人は年下の女の子に甘えたりしないんだって! 頼むから帰ってきてくれ僕の平穏な生活!

甘やかしたがり年下寮母と人生お疲れ高校生が織りなす新感覚バブコメ爆誕!

斬新な設定のバブコメ作品

”バブみ”をコンセプトとした作品は多数刊行されてきていますが、本作のヒロインは、更に”年下”という要素まで追加した斬新な設定を持っています。

高校生の主人公が、甘やかし系の中学生寮母さんに篭絡されていく物語のようですが、バブみ系の作品が好きな方には、斬新で興味を引かれる設定なのではないでしょうか。

見方を変えれば”妹系”の作品としても捉えることができ、割とターゲット層が広い印象も受けます。

前作とは全く異なるジャンル

著者の今慈ムジナ先生は、第10回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作「ふあゆ」ガガガ文庫から刊行。 自我と認識の問題を巡る、新時代の黄昏怪異譚を描かれています。

そんな暗くて奇妙な良作を執筆された先生が、今回ブコメ作品に挑戦されており、どのような作品になっているのか非常に気になります。

 

以上、「年下寮母に甘えていいですよ?」についてレビューさせていただきました。新感覚のバブコメ作品とのことで、当ジャンルが好きな方は必見の作品ではないでしょうか。

気になった方は、是非手に取ってご覧になっていただければと思います。

今回も長文をお読みいただきまして、ありがとうございます。